あの夏へ

 

 

2018年3月26日にTravis Japan単独ライブに行ってきました。彼らのライブを観るのは去年8月のEXぶり。この約半年の間に色んなことがあり、気づけば去年の8月は〝あの夏〟になった。何かあるたび想いを馳せてしまうあの夏。思い出にもできないあの夏。

 

大好きな人たちが次々と消え、自分の気持ちをうまく消化することもできないうちに新しいメンバーが入った11月。申し訳ないけど、受け入れることができなくて辛くて辛くて泣いた。大好きな人がいるはずの場所に他の人が立つことが怖くて泣いた。ずるいとさえ思った。

本当に受け入れられなかった。

 

でも今年に入ってからかな?少し気持ちが落ち着いてきて新生Travis Japanの映像を見ることができるようになった。それでも、松松の2人は一体どんな子なんだろう?とまるで人見知りするみたいに様子をうかがっていたし、時折無性にあの夏に戻りたくなることは変わらなかった。

 

トラジャはいつだって前を向いていたし、初めて少クラで夢ハリを披露した時の彼らの目はキラキラしていたから、私の夏に取り残されこの気持ちはいけないもののような気がしていた。周りのトラジャ担たちもどんどん受け止めていく中、あの夏から何ひとつ進めていない自分は置いていかれている気がしていた。正直、トラジャの背中がボヤけてしまうくらいに、彼らは私のうんと先にいるような気分だった。

でも横浜アリーナ単独ライブで7人のステージを初めて見て、ようやく、ようやく彼等の背中が見えた気がしました。

AirからのWait for Youはずるかったなぁ。一瞬で夏に戻ったのに、そこに朝日や美勇人はいなかった。でも、前のように胸をナイフで刺されるような痛みはしなかった。夢ハリを見ても前ような苦しい気持ちにならかった。

はじめて、この7人を心から素敵だと思った。

 

そしてようやくこの7人を応援していく覚悟ができた。

松田くん、松倉くん、2人が加入してくれたことによってトラジャに新しい風が吹いた気がします。トラジャのために頑張ってくれてありがとう。まだトラジャと松松という感じがしてしまうこともあるけど、SHOCKが終わって7人の活動が増え始めたらそれもまた変わってくるのかなと思う。

 

いつも私はトラジャ担としての目線からしか松松加入を見てこれなかったけど、今回現場に行って近くにたくさんいた松松担がスワンソングのときに叫んでいたのを見て、彼女たちだってこの加入によって、今までの松松が大切にしてきたものが無くなってしまうのではと戸惑ったり不安に思うこともあったのだろうなと感じました。

私は後からスワンソングが松松、そして松松担にとってすごく大切な曲だと知り、あの曲の最後の方にしずとうみが出てきたのは実はすごく意味があったのかもしれないと思ったりしましたがどうなんでしょうね。そんな話もいつか松松担としてみたくなりました。

 

 

✳︎

 

私はこの単独をきっかけにようやくあの夏から進めそうです。夢ハリの2番を聴いた時に、あの夏までの彼らを〝1幕〟にしていいんだと安心しました。過去をなかったことにしないで忘れないで宝箱にしまってもいいんだとすごく安心しました。今の彼らは私が好きになった時とは違う形をしているけど、変わらずに優しくて真っ直ぐで努力家で、いつだって本気なところは変わらない。大好きな彼らのまま。

 

1幕としてちゃんとこれまでのTravis Japanを大切にしてくれてありがとう。まだまだみんなよりはペースは遅いし、きっとまた何度もあの夏を思い出すけど、これからもっともっとTravis Japanの2幕を好きになっていく自信しかないよ。いつだって前を向きながら、ファンに寄り添ってくれてありがとう。

 

 

彼らはライブの最後に〝ありがとう〟と言ってくれたけど、私もトラジャにありがとうと言いたい。とっても感謝してるんだよ。ありがとう。いつかファンからも伝えさせてね。

それにしても、トラジャの〝ありがとう〟は薄っぺらくてなんの想いも込められてない〝ありがとう〟なんかじゃなくて、すっごくすっごく想いがこもっていて、それが嬉しくて涙が出たなぁ。今思い出しても本当に泣きそうになる。

 

ああ、トラジャを好きになってよかった。

トラジャ担は本当に幸せ者だよ。だからトラジャやトラジャ担に可哀想なんて言葉は似合わないし、もう誰にも可哀想なんて言わせない。とっても幸せです!!!!

 

 

 

 

この先ももっと、Travis Japanが幸せなりますように。